実は一番練習が手軽にできるのに、どうしても後回しになりがちな”読む”練習。
インターネットのおかげてスペインにいても、必要な情報は日本語でてにいれることができますし(グーグル翻訳様のおかげで・・^^;)
正直なところ*できなくてもなんとかなる”スキルではあったりします。(個人的には後回しにし続けて早15年…いまだにスペイン語で読むのは苦手です)
また”聞く”スキルと違ってかなり意識的に訓練しないと力が付いてこないのも、若干曲者。
ただ、話す、書く、聞くなどほかのスキルとの差が大きくなればなるほど、ますます”読む”練習に取り組むのがおっくうになってしまうので。
苦手意識を感じるならばなおさら、自分にあった教材を早めに見つけて少しづつ取り組んでいくことをお勧めいたします。
(でないと15年たってもスペイン語の新聞記事がちゃんと理解できない…なんてことに←それは私です^^;)
せっかく”読書の秋”ですし、読書リストに無理のないペースでスペイン語の本も取り入れてみてください!
■日本人が知りたいスペイン人の当たり前 スペイン語リーディング
表紙にも”スペイン語で読む力をつけたい人に!”と大きく書かれているように、初心者向けの読み物です。ひとつひとつの記事が比較的短く対訳もとなりのページについているので
”スペイン語の最初の一冊”としても適しています。余力がある方は、それぞれのエピソードの最後にまとめられているキーワードを暗記するとボキャブラリーの増加にもなります。
”スペイン人によるスペイン文化の小噺”なので読み物としても興味深く、飽きずに読み進めることができるのもポイント高し!です。
スペイン語の簡単な文章はよめるようになってきたので、文学作品に挑戦してみたい!という方にお勧めです。
短編集なので一つ一つのストーリーを消化しやすいですし、ページごとに丁寧に文法の解説も添えられているので、読解力の訓練と同時に文法のブラッシュアップもできる優れた一冊です。
■ やさしいスペイン語で読む星の王子さま
サンテクジュぺりの不朽の名作を比較的難易度の低いスペイン語に翻訳、初心者にとって取り組みやすい一冊になっています。まずは一冊スペイン語で読み終え、自信をつけたい、そんなときにぴったりの一冊。
ちなみに”星の王子様”はほかにも翻訳本があり、
■スペイン語で読む星の王子さま (IBC対訳ライブラリー)
こちらは対訳と音読の音声がMP3でついています。なのでリスニング教材として使用することもできます。
■El principito (Spanish) (Harvest Book)
こちらは解釈も翻訳も全くついていない純粋な”スペイン語翻訳”本です。ただ原作も比較的文章のボリュームも多くなく、読みやすいので原作のファンなのでスペイン語に挑戦してみたい!という方はぜひ。
■ スペイン語で巡る京都
昨今、スペイン語圏からも日本を訪れる人が増えており、”通訳観光ガイド”の資格に興味を持たれる方も増えています。”通訳観光ガイド”を目指される方にはヒントがたくさんつまった一冊です。また自ら京都を訪れる際にもおともにすると、”これはスペイン語でこんな風にいうんだ”と、違った視点から見ることができ京都めぐりの楽しみも増えます^^
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