今週末でサマータイムも終了し、すっかりスペインも秋本番です。
そして”食欲の秋”
御米や魚介類を使った料理が多く見られるスペイン料理は意外と和食とも共通点が多い(!?)
ような気もしますが、秋は特に日本でもおなじみの食材が市場やスーパーマーケットに並びます。
スペイン、日本の両方でみつかる”秋の味覚”のは・・・。
■ 栗(Castana)
10月下旬、少し寒さが感じられるようになると街のあちこちに期間限定の”焼き栗スタンド”が。日本の栗よりは少し小さめですが
日本でも見かける”天津甘栗”と同じ味わいです。
スーパーや市場でも”生の栗”はみつけることができるので、少し手間をかければ”栗ご飯”を炊くこともできます。
■ かぼちゃ(Carabaza)
日本でもおなじみの”かぼちゃのポタージュ(crema de calabaza”はスペインの秋の代表的な料理のうちの一つです。スーパーにもレトルトタイプのものがいろいろなメーカーから出ています。甘みが強いことから、ケーキやプリンなどのスイーツの材料としてもよくつかわれるようです。
■ サツマイモ(Boniato)
焼き栗スタンドで一緒に売られていることが多いのが”焼き芋”。日本の石焼き芋と同じ製法のようですが、お芋の種類が若干異なるらしく
日本の焼き芋よりもオレンジ色が濃く甘みもかなり強く柔らかいです。
■ カキ (caqui)
もともと日本から19世紀に伝わったことに由来するそうですが、果物売り場で秋によく見かけます。日本のものとほぼ同じ大きさ、味わいで嬉しい限りです。
■ キノコ(Setas)
日本よりは種類は少なめですが、この時期になるとレストランには期間限定でキノコの料理が。(ちなみにマッシュルームのアヒ-ジョは通年食べられますのでご心配なく!)。秋は”キノコ狩り”に山に出かける方も多いようです。
ちなみに特に焼き芋、焼き栗はこの時期はスタンドに行列ができるほどの人気です。
初めてスペインで焼き芋・焼き栗スタンドを見つけた時は、思いもよらない再会に少し驚きましたが
スペインと日本、距離は遠くても”実りの秋”の楽しみ方は共通点はたくさん。意外と”味覚’が似ているのかもしれませんね。
ぜひ、秋にスペインにいらしたときは”焼き芋””焼きぐり”もお試しくださいね^^
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