2年前のスペイン語の世界征服はこれから!?
ネイティブの数は世界で2番目に。
で言語としてスペイン語が重要度を増していることに触れましたが、
その勢いはますます止まらなくなっているようです。
2015年の時点で世界中でスペイン語を話す人口は6.7パーセント。
すでに、スペイン語を学習している人を含めば、全世界でスペイン語を話す人の数は5億7700万人。
中国語の次に話す人口が多い言葉になります。
ちなみにスペイン語を公用語としている国は21カ国です。
英語圏におけるスペイン語話者人口の伸び
とくにイギリスやアメリカなどの英語圏でスペイン語を話す人口はここ数年着実に伸びており、
数ヶ月前に英国の公的な国際文化交流機関。ブリティッシュカウンシルがスペイン語を学ぶことを推奨したほど重要度が高まりつつあります。
またアメリカではすでに全人口の17.8%がスペイン語を話し、30年以内に現在スペイン語ネイティブ数1位のメキシコを抜いて”スペイン語のネイティブが最も多い国”になることが予想されています。
昨年の1月、トランプ大統領就任後にホワイトハウスのホームページのスペイン語バージョンが削除されたことは、アメリカ国内のみならずスペインの法務省、外務省や文部省からも批判を受けるなど議論を醸し出しましたが、トランプ大統領にとってもアメリカにおける”スペイン語の存在感”はこれからますます無視ができないものになっていくことは間違いありません。
インターネットがスペイン語のあたえる影響
またインターネットがスペイン語に与える影響も日に日に大きくなっています。
インターネットの普及がスペイン語の広がりに貢献したことは間違いありません。
一方でSNSやメッセージアプリで使用されるスペイン語にはインスティチュートセルバンテスの代表も”正しいスペイン語の継承の必要性がある”と懸念を表明しています。
でも紹介させていただいたように、SNSやメッセージアプリのやり取りにおけるスペイン語の省略が、”元の単語が全く分からない”ほど形を変えてしまっている
ことはしょっちゅうです。
(はっきりいってネイティブでないと解読は難しい・・です。)
実際に手を使って書くことはおろか、スマートフォンの普及によってパソコンで文章を書くことすらだんだん機会がへりつつある昨今、
スペイン語学習者として心がけるべきはSNSのメッセージアプリのスペイン語は鵜呑みにせず、ある程度のレベルに達するまでは信頼できる教材や
スペイン語教室で基礎固めをしっかりすることがこれからますます重要になってくるといえます。
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