『スペイン語をある程度話せるようになるまでにどれくらい時間がかかるのか』
をアメリカで実際行われた調査をもとにすると習得までにはだいた720時間。
720時間に達し”スペイン語が話せるようになる”までには以下の3つのステージを通過することになります。
さて今どのステージ攻略中でしょうか?
それぞれのステージの攻略ポイントもまとめてみました。
■ 第一ステージ
費やした時間の目安 60時間から90時間
”スペイン語になじみ始める”段階です。約1000語前後の単語を認識することができ短いフレーズなら繰り返し聴くことによって理解できるレベルです。
まだ話すことはできませんが、脳が母国語とは違う言語体系を継続的に新しい言語(スペイン語)に触れることによって徐々に記録していきます。
新しい単語は最初はどれも同じに見えてしまってなかなか覚えられないというのもこの段階ではよくあることです。
この段階で効果的なのは単語をまる覚えしようとせず、文章やフレーズなど”前後のコンテクスト”のあるかたまりで理解することです。
またこの段階では会話らしい会話はまだできないので、会話の練習としては大きな声を出しての”音読”が役に立ちます。まだ脳がスペイン語特有の音を識別できていない段階ですので”正しい発音”を試みる必要はあえてないです。
この段階は独学でも到達することが可能です。
■ 第2ステージ
費やした時間の目安 180時間から360時間
徐々にネイティブの日常会話が理解できるようになり始め、このステージの最終段階では約90%の会話にでてくる単語の意味が理解できるようになっています。
いろいろな教材に触れてボキャブラリーを増やしたりスペイン語そのものにどんどんなじんでいくことにフォーカスをして学習を進める時期です。”興味の持てる教材”を見つけることがポイントとなってきます。
早いと感じられるネイティブの会話も少しづつ理解できるようになってくる段階です。
とにかくいろいろな教材にふれ、聞いたり読んだりしながらボキャブラリーを増やすことが効果をそうするステージです。またこの段階では上達が目に見えて感じられ”新しい単語を覚えれば覚えるだけ使えるようになっている”ことを体感できるステージでもあります。
■ 第3ステージ
費やした時間の目安 360時間から
ネイティブの速度の速い会話もほぼ90%理解できる段階です。スペイン語学習者にとっては一番”スペイン語をやっていてよかった!”と感じることができる段階です。スペイン語圏に旅行しても、時々間違ったりすることはありあすが特に困ることもなくスムーズに旅先のネイティブとコミュニケーションができます。
”スペイン語脳’が形成されているので、少しくらいスペイン語を話さない期間があっても忘れてしまうということはありません。
また”スペイン語を使ったスキル”たとえば、スペイン語でのプレゼンテーションスキルやビジネスレポートを書くスキルを磨き始めるのにも適した段階です。
さらに”流暢さ”を磨くために、ネイティブの言葉の選び方やネイティブ特有のフレーズなどもどんどん新しく吸収していくべきです。
正直なところ”3つのステージ”を説明するのは比較的簡単なのですが、クリアするのはなかなか難しい・・です。
ステージの段階を上がっていくためにまず常に心がけておくべきなのは
”モチベーションの維持” と”スペイン語を学ぶことを楽しむこと”です。
スペイン語の習得に取り組む際には、モチベーションを保てるように、常に”目標を意識できる”工夫と、自分なりに楽しめる学習方法を見つけておくことも
”学習そのもの”と同じくらい大切といえます。
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