スペインで暮らす前はご多分にもれず
‘スペイン=フラメンコ‘のイメージが強かったので、
スペイン人はみんなフラメンコ踊れるのだろうくらいに思っていたら、なんのことはない・・。
まず‘フラメンコを習いたい‘といったら‘え?なんでそんなものならうの?‘と
‘そんなかっこ悪いものならうんかい‘と暗にいいたげなリアクション、多数。
(↑おそらくこれは`バルセロナ‘という若干特殊な土地柄もあるのかもしれません、)
そして、スペイン語がだんだんとわかるようになり、
フラメンコの歌詞もわかるようになってきて
なんとなーくそのリアクションの理由が理解できるような・・
つまるところ…
‘フラメンコの歌詞、めちゃ暑苦しい‘
スペインではどちらかといえば
日本でいうところの`演歌‘の位置づけなようです。
フラメンコに限らず、
一般的にスペインの歌謡曲の歌詞は暑苦しいです。
‘え、それは、どう考えてもストーカーじゃ・・・‘
みたいな歌詞もありますし(笑)
ただフラメンコの歌詞はさらに輪をかけてこゆーくて、暑いです。
なのでみんなフラメンコのCante(カンテ/歌い手)は
つらそうな顔してうたっているのですね…。
でもだからこそ`スペインを代表する芸術‘としての深みを追及できるのかと。
そんなスペインを代表する‘芸術‘を、
カンヌをはじめとし、国際的な賞を獲得した多くの作品を手掛ける
スペインを代表する映画監督カルロス・サウラが独自の視点でとらえたドキュメンタリー
`フラメンコ・フラメンコ‘
スペインを代表する一流のフラメンコアーティストが一堂に登場。
日本でも有名なホアキン・コルテスや
サラ・バラスなどトップのフラメンコダンサー
スペインでは2010年に上映されたので、故パコ デ ルシアも登場しています。
ダンスもさることながら、選曲もかなりレベルが高いです。
スペインのあつーい熱気にどっぷり浸れる作品となっていますので、
寒い日にぜひご覧になって温まってください(笑)
もちろん、スペイン語の学習には大いに役にたつ素材です。
言っていることが分からなくてもリスニングの練習になりますし、
何度か繰り返し見ているうちに、理解できるプラス記憶に残るフレーズもあるはずです。
ということで、温まりながらスペイン語も上達^-^
この季節にピッタリの映画
こたつに入りながらゆっくりどうぞ!
カルロス・サウラ 映画『フラメンコ・フラメンコ』トレイラ―
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