幅広い分野の専門用語そしてその背景を理解した正確なコミュニケーションをとることができること。
また、公的な場所においても適切な表現を用いて意見を述べることができる語学力を持っていること。
ビジネス、学問の場においてもネイティブと対等に業務を遂行できるレベルです。
スペインで専門用語が多用されている契約書なども問題文として使用されることもあり、難易度は高いです。
問題文に出てくる単語をすべて理解して読み進めていくよりも、まず設問に目を通し、文章全体を把握したうえで問題を解くのに必要な情報を見つけ
る全体的な読解力を身につけることが必要となってきます。
文章構成の明確な専門誌の記事などをよみ、
文章全体の構成を把握し各章の要約を読み進めながら行う`効率的に内容を理解する読み方‘を意識することが対策につながります。
問題文の速度はかなり早くなります。日常的にネイティブ同士で話されている速度です。
また、問題分の長さが長く、使用される単語に関しては専門性が高いものあるいは
こなれた口語表現になじんでおく必要があります(Uso de la lenguaのパート)。
中南米のスペイン語に関しては、比較的発音などの聞き取りやすいメキシコやペルーのスペイン語が用いられる傾向があるようです。
いずれにしろ、B2まで合格なさった方であれば、スペインのスペイン語、中南米のスペイン語の違いはあってもそれほど問題を回答する上で影響はないはずです。
また問題文のほとんどはスペインのスペイン語によって録音されています。
実際のカンファレンスなどの音源を用いてまず問題の対象となる音源の内容を要約し、そのうえで自分の意見を記述する
という形式になっています。
問題文が、DELE用に作成されたものではなく、実際に使用されたものであるため、
話し手によっては発音がはっきりしていなかったり、
なかなか焦点が見えにくいスピーチであったりする場合があり、難易度はかなり高いです。
普段、可能であれば専門性の高い分野(政治・経済・科学などの学術分野)の
スピーチ(おそらくyoutubeなどで見つけられるかと思います。)などを聞き内容を要約
の練習が対策として効果的です。
DELE対策に関しましては、当レッスンではサポートなしでは準備が難しい、口頭試験、作文に重点をおきすすめられます。
また、DELE対策コースの推奨教材は以下のようになります。各自、レッスンとは別でテキストにて自習なさることが試験準備として必要となってきます。